DAZ Studioで制作したTポーズの3DモデルをSketchfabで公開しているので、スクリーンショットを撮ってnanoBananaでAI画像編集後に、Tripo StudioとMeshy AIに読み込んで3DモデルをAI生成し、Splineの3DビュアーによりWebページ上で360°VR表示をして比較してみたので紹介します。
Meshy AIの Nano Banana を用いて生成した造形用画像(4枚同時生成)と、Geminiの Nano Banana のAI画像編集を用いて生成したテクスチャ用画像から3D女性モデルを生成し、Meshyのテクスチャ編集後、Meshy内臓のアニメーションと、Mixamoによるアニメーションを試した記事は以下です。
Meshyによる3D女性モデルの生成では、Tripoと比べると見劣りがしていたので、Nano Banana による元画像の生成方法と、3D生成後のテクスチャー編集により、新しい Meshy 6 Preview で改善を試みたので紹介します。 MeshyAI が Meshy 6 Preview を公開 画像から3D生成で利用可能に - Design Offset MeshyAI は 9月13日(土)、 新しい 3D生成AIモデル Meshy 6 Preview を公開した。image design-offset.com TripoとMeshyでのこれまでの3D
また、同じSketchfabのDAZモデルから Meshy AI で3Dモデル化し、Blenderに読み込んだ時の記事は以下を参考にしてください。
T-poseのDAZモデルをSketchfabにアップロードしているので、それを開いてスクショした画像から、3D生成AIの「Meshy AI」を用いて3D化してBlender形式で出力し、そのファイルをBlenderに読み込んでみたので紹介します。 ★ 2025年10月2日の情報:Meshyで Nano Banana を用いて生成した3Dモデルをアニメーション(内蔵&Mixamo)するには、以下の記事を参考にしてください。 Meshy AIの概要は以下の動画や記事などを参考にしてください。 DAZシーンは、3Dデータのままだとライセンスを購入しないと配布や商用利用
目次
SketchfabでTポーズの3Dモデルをスクショ
これを全画面表示しスクリーンショットを撮影しました。右下の歯車アイコンをクリックし「HD(高画質)」に切り替えておくことをオススメします。
Upscaylで2xで高画質化しました。Meshyの時の画像も含め3種類の画像をZIPでパック化したファイルを以下からダウンロードできます。
Ash-Sketchfab-T-pose-Pack.zip >>> ダウンロード
Tripo Studioに読み込む
高画質化した画像をTripo Studioに読み込みます。

nanoBananaで画像を編集
「T-Pose」「nanoBanana」に設定し、プロンプトは以下で「画像を編集」をクリック。
彼女の髪の色は栗色。目の色はブラウン。フォトリアリスティック。スタジオライティング

3Dモデルを生成

上記の設定で「生成」をクリック。

テクスチャ生成
「テクスチャ」をクリック。
「テクスチャ生成」をクリック

PBRを生成

「PBRジェネレーター」をクリック。
「PBRを生成」をクリック。

3Dモデルをエクスポート
上記設定にて「エクスポート」をクリック。
GLBファイルのサイズは24.3MBでした。
glTF Sample Viewerでプレビュー
glTF Sample Viewer のシーンにGLBファイルをドラッグ&ドロップします。

フォトリアリスティックというより3Dアニメのキャラクターという感じです。Meshy AIの方が照明などを工夫するとリアルな感じを出せそうですが・・・
Splineで3Dプレビューを試す
3Dビュアーの操作方法
・デスクトップ:左ドラッグ > 回転、ホイール > ズーム、右ドラッグ > 移動
・モバイル:2本指 > ズーム + 回転、3本指(親指含む) > 移動
★ スマートフォンでは、うまく操作ができない機種があるので、その場合はビュアー下のリンクをタップして別画面の全画面表示でお試しください。
★ 表示がおかしくなった場合は、ブラウザーの閲覧履歴の過去1時間程度を削除して再度ページを開いてみてください。
Tripo Studio版
・スマートフォンでうまく操作ができない場合はこちら >>> 別画面で全画面表示へ
Meshy AI版
・スマートフォンでうまく操作ができない場合はこちら >>> 別画面で全画面表示へ
上記はTripo Studioと同様に、最新版のMeshy AI(6 Preview + 5)で3Dモデルを作成しました。

ダウンロードしたGLBファイルのサイズは、30.6MBとTripo Studioの23.4MBより大きめです。
同様に glTF Sample Viewer でプレビューしてみました。

どちらもフォトリアリスティックではないですが、3Dアバターとしてメタバースやゲームなどでは使えそうな雰囲気です。
GLBパック ダウンロード
Tripo StudioとMeshy AIでAI生成した3DモデルのGLBファイルパックをZIPでダウンロードできます。
Ash-Sketchfab-HD-GLB-Pack.zip >>> ダウンロード
使い勝手と安全性
個人的にはMeshy AIの方が使いやすいのと、安全性が高いので、当面はMeshy AIを中心に使っていこうかと考えています。
【2 危険】 Tripo3D.aiの安全性調査レポート >>> note.com へ
【4 やや安全】 Meshy.aiの安全性調査レポート >>> note.com へ
商用利用やライセンス
Tripo Studioは公式ページには特に記載が無いようですが、以下のX.comへの投稿で「Commercialization is acceepted」とあるので、少なくとも有料版は商用利用が可能だと思われます。
Meshy AIは公式ページで「有料プランではすべてのアセットがプライベートでユーザー所有となる」旨の記載があるので、有料プランでのプライベートアセットは商用利用が可能だと思われます。
今回のようにDAZ studioで制作した3Dモデルでも、3Dデータそのものではなく、レンダリングしたものをスクリーンショットに撮ったものは、その時点で著作権はレンダリング画像またはそれを撮影したユーザーに帰属するので、商用利用は可能と考えています。
まとめ
Sketchfabで公開しているDAZ Studioで制作したTポーズの3Dモデルのスクリーンショットを撮って、nanoBananaでAI画像編集後に、Tripo StudioとMeshy AIに読み込み3DモデルをAI生成し、Splineの3DビュアーによりWebページ上で360°VR表示して両者を比較してみたので紹介しています
実際に作品として使うにはまだ不十分な完成度なので、今後は元画像の制作や編集も含め、さらにブラッシュアップしたいと思います。
満足できる3Dモデル作品ができれば、ここのダウンロードショップにて(無料)販売できるようにしていきたいと思います。
Meshy AIで制作した3Dモデルを5種類の3Dデータ形式でCC0ライセンスで無料ダウンロード提供します。Blenderのレンダリング用ファイルも同梱。レンダリングした画像をFaceSwapし背景と合成した作例を参考にしてください。...
参考リンク
3Dモデルを全身画像から生成すると顔の造形やテクスチャーにアラが目立つので、Tripo Studioのセグメンテーション機能を用いて、上半身画像から生成した頭部をSpline 3Dで全身モデルと合体してみたので紹介します。 Tripo Studioの使い方やSpline 3DビュアーでMeshy AIとの比較などについては、以下の記事を参考にしてください。 Tripo Studio vs Meshy AI|同じ画像から3Dモデルを生成しSplineの3Dビュアー表示で比較する | DAZgen AI DAZ Studioで制作したTポーズの3DモデルをSketchfabで




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